2025年度の「近江の暮らしと祭り」講座と第 1 講の案内

1. 講 師    中島誠一先生 (成安造形大学、滋賀文教短期大学非常勤講師)

2. 2024年度の講座予定

講座講座テーマ日 時備考
1干支シリーズジャ(蛇)信仰 ―「近江のジャさん」5 月 20 日(火) 14:00~座学
2奇祭シリーズ近江の奇祭 ―「奇祭とは何か」6月 17 日(火) 14:00~座学
3「ボンノコヘンノコ祭と 東海道を散策」7月 31 日(木)見学会
4職人シリーズ職人の技+α ―「神輿とはなに?」9 月 2 日(火) 14:00~座学
5「ずいき祭り」(野洲市三上)10 月 13 日(月)見学会
6まとめ伝統文化を考える ―「激変する民俗行事」12 月 2 日(火) 14:00~座学

3. 第 1 講案内 :ジャ(蛇)信仰―「近江のジャさん」

・令和7年は蛇の年、日本人にとって蛇は親しみのある存在で特に白蛇は家を守る屋敷神として広く信仰されている。蛇は脱皮しながら大きくなる、成長を続けていくところから財布の中に蛇の抜け殻を入れておくとお金に困らない俗信を生み出した。瑞穂の国近江にとって蛇は惠の水を与えてくれる水神でもある。ジャさんなどと愛称で親しまれているが、その姿は、猪・鹿・蛇それぞれの外見を併せ持つ恐ろしい想像上の動物に仕上げられた。その蛇が昇天して竜となり雨を呼ぶと人々は考えたのです。本講座では、その諸相をつぶさに解説していただきます。

講座に関するお問合せは
info@ohmikairouohmikairouclub.org